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                               TEL058-293-0220、岐阜薬科大学附属薬局






 
がんが自然に「できる(・・・)」生き方

   ~ケリーターナー著、「がんが自然に治る生き方」からの考察~
 

船戸 崇史

  今から3年前に「がんが自然に治る生き方」(ケリーターナー著)という本が出ました。この手の本は多数ありますが、この本はステージ4(西洋医学的には手遅れ)と言われたがんから生還した1000人以上の人達が共通に実践していた9つのことが紹介されています。全身に転移したがんが消えてゆく「生き方のコツ」が書かれているという事です。
 この本を初めて手にした時の衝撃を私は今も忘れません。そして、未だにこの本は私のバイブルになっています。
 今日はこの本の内容をもう一つ深読みして私なりに考察を加えてみました。

  

 まず、もう一度その9項目を復習してみましょう。
①抜本的に食事を変える ②治療法は自分で決める ③直観に従う ④ハーブとサプリメントの力を借りる ⑤抑圧された感情を解き放つ ⑥より前向きに生きる ⑦周囲の人の支えを受け入れる ⑧自分の魂と深くつながる ⑨どうしても生きたい理由を持つ
 このうち、肉体的な要因は①と④だけで、他は全て心の在り方の問題だと言えますね。
実は本には⑩として、「運動」が入っていますが、ステージ4となると必ずしも運動できる人ばかりではないと削除されたのだそうです。
 兎に角、驚くべきことは、この①~⑨を実践すると「ステージ4」「もう治らない」「後は緩和ケアしかない」と言われても、諦めてはいけないという事です。
 加えてこの9項目は、がんのない人が実践すれば、絶対がんにならないとも言えます。
 ここからは私の考察ですが、「がんが自然に治る生き方」の9項目を裏返して捉えると実は「がんが自然にできる(・・・)生き方」と言う事になります。

がんが自然に治る生き方   ⇒ がんが自然にできる(・・・)生き方

1)抜本的に食事を変える

1)決定的に間違った食事がある
2)治療法は自分で決める 2)治療法は医師が決める
3)直観に従う 3)思考に従う
4)ハーブとサプリの力を借りる 4)足らないサプリがある?
5)抑圧された感情を解き放つ 5)感情を抑圧しすぎ
6)より前向きに生きる 6)前向きには生きられない
7)周囲の人の支えを受け入れる 7)周囲に迷惑を掛けたくない
8)自分の魂と深くつながる 8)目先(生活)に翻弄されている
9)「どうしても生きたい理由」を持つ 9)死ねば楽になる?(誰のための人生?)

 重要な事なので一項目づつ見て行きましょう。


 1) 抜本的に食事を変える⇒決定的に間違った食事を摂り続けていた  

 まず一番重要な事は「全ての食材に罪はない」と言う認識です。命を()した食材にまずは、感謝の気持ちを持つことが重要です。食べられる食材の気持ちになって、その食材が喜ぶ言葉がけをしましょう。食事で気を付けるべき事は、「がんが好きな食事か、嫌いな食事か?」でしょう。出来るだけがんの嫌いな食材摂取に心がけましょう。ご存知の通り、がんは糖質が大好きですし、酸化・糖化した食事も大好きです。まず、お菓子は注意。がんはエネルギー生成系として解糖系を利用しているからです。よって、がんがある人の砂糖菓子は、がんを大きくすると認識しましょう。
 がんの嫌いな食事は、一言でいえば野菜スープです。野菜・根菜・豆類・海藻類は基本的にどれもがんは苦手です。調理方法も、揚げる炒める調理法はたとえ無農薬の野菜であっても酸化するためにがんは好きです。出来るだけ煮る蒸すを中心にする。殆どの野菜は熱を通した方が抗酸化力が上がります。オーガニックな食材にはこだわり、全ての化学調味料は避けましょう。また、がんは大食漢です。少食を心がけ、時には1週間に1回でも良いので1日断食をお勧めします。(24時間断食とは朝食・昼食を抜くだけ)
 がんになったあなた。食事=身体です。今までの食スタイルこそ、がんの食スタイルだったと認識し、少しでもその食スタイルから離れてください。食スタイルが離れた分、がんからも離れます。また、食事を変えたからと言ってすぐがんは消えません。10年以上かかって出てきたがんです。焦らず信じて行きましょう。効果は食スタイルを変えて最低3か月目から始まります。減った体重は「無駄肉」だったと諦めて下さい。戻そうとしない事です。無駄肉はがんの栄養源ですから。


 2) ハーブ、サプリの力を借りる⇒足らないサプリがある? 

 実は栄養素やミネラル・ビタミンなど約50年前と比較して現在の食材は1/2~1/5以下に低下しているというデータがあります。(ニンジンのビタミンAは80%↓、アスパラガスのビタミンB2は50%↓、キャベツのビタミンCは50%↓、ホウレンソウの鉄分は85%↓など、大塚HPより)加えて最近、がんを抑えるサルベストロールという物質が発見されました。天然野菜に多く、付着する真菌への対抗物質らしいのです。しかし、最近農薬の使用で真菌が減り、伴ってこのサルベストロールも減ってしまいました。100年前と比べ1/10に低下しているという報告もあります。昔、ヨーロッパでは「リンゴ一個にがん知らず」という(ことわざ)の根拠だったんですね。
 つまり、土壌汚染や農薬の影響などから、見た目は同じ野菜でも含まれる栄養素がまったく違う(減っている)というのです。
 また、食べる側にも変化があります。現代人の食スタイルと食材から、既に知らぬ間に農薬や調味料など化学物質や遺伝子組み換え食品などが大量に入っています。その結果、体内での消化吸収の場であるビロード状の小腸絨毛が短縮し敷石状になっていると言われています。その結果、日本人では、ここ100年ほどで消化吸収能力が7~8割減少しているというのです。
 つまり、食材の低栄養化と人の消化吸収能力の低下により、現代人は食事をしているように見えても、実は有効な栄養成分は100年前と比べると1/50~1/100程度になっているという計算になります。
 その結果、サプリを摂る必要が出てきます。ただし、平素よりオーガニックの食材を心がけている人は大丈夫ですし、(座禅)断食などを定時に行う(1日断食を週1回継続など)と腸は復活してきます。そうしない限りサプリはあった方が良いという事です。しかし、食事スタイルの改善でハーブ、サプリの摂取は最初の数か月で終了できるといいます。摂り続ける必要はないという事は重要ですね。


 3) 直観に従う⇒思考に従った選択をいつもしている 

 直観はひらめくものです。多くは理由はありません。一方、思考は過去の記憶や知識からでます。多くは脳の産物で理由や根拠があります。ここに大きく影響をしているのが医師の言葉です。その医師への信頼があれば尚更です。そんな医師から「あと6ヶ月」などと言われると、否定したくても、その言葉は深く脳裏に刻まれかねません。本当はこれこそ医師が注意すべき言葉がけなのですが、なんでも告知される現代、「言われるものだ」とした心持も必要だと私は伝えています。
 また、昨今はネット情報が氾濫しており、この情報がまた玉石混合です。ますます患者は迷いの淵へと翻弄(ほんろう)されかねません。
 しかし、思考は実は無駄ではありません。直観に影響するからです。私は沢山の情報や試行錯誤の果てに精度の高い直観が芽生えると思っています。ですから、情報を収集して勉強する事は大事だと思います。でも、最終決定は自分でする。99%の努力と1%のインスピレーションで判断する。99%は他人の意見。1%は自分のひらめきなのです。この1%も他人に譲らない事が重要です。この1%が決定的に違う結果を引き寄せると言う事です。
 

 4) 治療法は自分で決める⇒治療法は医師が決める 

 そもそも、病気になった時の態度は「医者にかかる」「病院へ行く」です。専門家に診てもらうという姿勢ですね。特にがんともなれば命がけですから何をか言わんやです。確かに医師や病院はそのために学び技術も習得していますが、皆さんの運命の支配者ではありません。「お任せします」とあなたの命を預けていけません。
 そもそもなぜ治療法を自分で決められないのか?それは、専門家への信頼という前提で最終的には見捨てられたら困るので、NOが言えないという現実もあるようです。勿論医師は敵ではありません。しかし、あなたの運命の支配者ではない以上、「私の命の責任は私が取るので、その治療方法の選択肢をお示しください」という姿勢は重要です。ただし、これも「西洋医学的には」という範囲での話であることを認識下さいね。
 
 医師の仕事に「治療精度を上げるためのエビデンスの蓄積」があります。医師はそのエビデンスに(のっと)って良かれと思って提案しますが、あなたの死生観や価値観を軽視~無視して強要する時があるかもしれません。ですから、はっきりと自分の価値観を持つことが重要です。そして「先生の話は分かりますが、私はそれが嫌なので~」で良いのです。「嫌」に勝る理屈はないからです。即答も注意ください。迷ったら即答せず、必ず持って帰って家族に相談する。そして自分で決める。それが大人の対処法です。


 5) 抑圧された感情を解き放つ⇒感情を抑圧しすぎ 

 私は、この辺は家庭環境や学校教育にも問題の芽はあると思っています。自分の意見をはっきり言える事は重要だ~と言うのは、最近言われ始めたように思います。われわれアラカン世代では校庭の隅に必ず二宮金次郎さんが薪を背負って読書して歩いていました。今なら「ながら読書(スマホ)は禁止」と言われそうですが「勤勉・努力・我慢は美徳」と学んだ記憶があります。ちょっと古いですがテレビのおしんですね。勿論、それはそれで大願成就には必要かもしれません。しかし、そこで重要な事は我慢の感情を抑圧したことです。はっきり言えば、眉間にシワ寄せた我慢より笑顔の我慢を心がけると言う事ですね。
 しかし、心にストレスが溜まったら、カラオケで大声で1時間歌う、お笑い落語で思いっきり笑うなどがおすすめ。また、必ずホットラインを持って、自分一人で抱え込まず相談する。ホットラインとは、あなたがホットできる(ライン)と言う事です。重要な事は感情を内から外へ出す事です。ここで聞く側の心がけも大事です。出してるだけだな~って思ったら真剣に聞かない。あまりに流すと叱られますが、「へ~大変だね~」と言いながら聞き流す。況や何とかしてあげようとは思わない。ただ聞くだけで良い時も多いですね。


 6) より前向きに生きる⇒前向きには生きられない 

 なぜ前向きに生きられないのか?それは、生きている人生が辛いからですね。なぜ辛いのでしょうか?自分の人生を歩んでいないからです。「家族のために・・皆のために・・明日のために・・お金のために・・生活のために・・」と思えば、嫌なことも我慢してやらねばなりません。「自分がやりたいから・・」なら、どれほど前向きになれるでしょうか?ですから、現在の仕事や人間関係含めて、まずは今の自分の関係性をチェックしてみて下さい。(ここにも日本人の美意識が見えますね)
 自分のやりたいことなら、「わくわく」や「どきどき」などのときめき(・・・・)があります。大変だけど楽しいという感覚ですね。それこそ、本当にしたい事です。当然前向きに生きられます。ここにコツがあります。「楽しいはずだ(・・・)~」と体の正直な感覚を歪曲(わいきょく)しない事です。思いがあって始めたもの(お店など)が、その思いゆえ繁盛すると、どんどん仕事が増えます。しかし1日は24時間です。どこかで責任感ゆえの義務となり、辛くなると犠牲心から我慢して無理して頑張ります。「頑張りすぎ~」と言われると頑固に否定します。ですから、楽しくあり続けるためには「より前向きに生きる」とはいえ、周囲から「頑張りすぎだよっ」と言われたときが一つの潮時です。一度立ち止まって自分の体の声を直観で感じてみてください。
 そうです、より前向きに生きるとは、「そうしなければいけない(・・・・)」「・・ねばならない(・・・・・・)」と思った時から無理が始まっている事を認識下さいね。がんの原因は悪ではなく無理だと言う事、思い出して下さいね。不思議と、そこまでくると、楽しいはずの仕事から「ときめき」が無くなっていると思いますので。
 「トキメク」か?これが気が付くコツです。
 

 7) 周囲の人の支えを受け入れる⇒周囲に迷惑を掛けたくない(一人で頑張る) 

 とかくがん患者は一人で頑張ろうとします。ひとえに迷惑を掛けたくないからです。しかも、がんになる人は頑張っているとは思っていません。「もっと頑張らなくっちゃ」と思っています。「私がやらなくて誰がやる」とまで思っている人もいます。ここにも小中学校の教育の効果が出ているのかもしれません。私は努力を否定しているのでも周囲に迷惑を掛けて良いと言っているのでもありません。ただ、いずれも体の限界がある事を知る事が重要だと言う事です。2人乗りの自転車に5人乗ろうとしたり、最高50 km/hしか出せないのに100 km/hで走ろうとする事は無理だよと言っているのです。
 限界だと思えば、要請があってもはっきりNOを言う事が重要だと言う事です。心配いりません。あなたでなくても実は事は動いていきます。
 私は自分が腎臓がんになり手術を受けた時に、きっぱり「1か月は音信不通で養生に専念したい」とクリニックスタッフに話しました。しかし、きっと何度も連絡はあるだろうと思っていました。しかし、何と一切電話が入らないのです。私は焦りました。「俺って・・いなくても仕事回るの?いなくていいの?」そういうものなのです。勿論現場は大変だったと思います。しかし、あなたが思う以上に現場は上手く行きます。重要な事は周囲に任せる事です。


 8) 自分の魂と深くつながる⇒目先(生活)に翻弄されている 

 自分の魂に深くつながるとはどういう事でしょうか?これは私の考え方ですが、「魂」と言う言葉を「生まれてきた本来の目的」と言い換えても良いと思っています。(ケリーターナーさんは魂をもっと宗教的な意味で書かれています)
しかし、それすら、「われわれは偶然生まれて来て気が付いたらここに生きている」と思っている人もあると思います。その場合は「自分の存在意味」という言葉でも良いと思います。そんなことは考えた事がないと言われるかもしれません。しかし私の経験では人は最期になると自問します。「自分の人生何だった?」と。そうです、この問いこそ、まさに自分の存在意味です。自分の魂と深くつながるとは、本来の自分の存在意味を感じながら生きると言う事です。これががんから生還する生き方ですから、その反対の生き方が、がんになる生き方だと言う事です。反対とは「日々毎々、目先のことに翻弄されている生き方」と言う事です。その結果、多忙で我慢が続く人生になりかねませんね。これこそががんができる生き方と言う事になります。


 9)どうしても生きたい理由を持つ⇒死ねば楽になる?(誰のための人生か?) 

 正直に申し上げて、私自身「がん」を告知されたときには、何かの間違いだろうって思いました。これだけ日常診療でがん患者さんと対面していながら、私はがんにならない自信がありました。がんになるのは、もっと頑張っている人でもっと無理している人だと思っていたのです。ですから、どこかで「私がなるはずがない」という漠然とした根拠のない自信もありました。しかし、いよいよやはりがんだった・・と思った時に図らずもこの思いが出てきました。「でも、死んだら楽になるかな・・?」という思いでした。知らないうちに我慢していたのかもしれません。
 ですから、皆さん一度自分の胸に手をあてて感じて見て欲しいのです。がんと宣告されて「ショック(真っ白)」「拒否(いやー)」「怒り(なんで?)」「受容(そうか)」「期待(やった!)」のうちどれでしょうか?最低限、「期待」と言う人はがんと宣告されて喜ばれるわけですから、多分に治るのは困難でしょう。「やっと楽になれる」とは生きている現状が余程辛いからに他なりません。もし治ったらその辛い日常に戻らなくてはなりません。この人にとってがんが治るのは不幸以外の何ものでもないのです。
 この場合、まず自問していただきたい。「私は死んであの世へ行ったら、何がしたいのか?」です。少なくとも今の関係性(仕事、人間など)から離れたいのなら、ぜひ離れて下さい。もっと自由にしたいのなら、もっと自由に生きようじゃないですか。ぜひそうしてください。いいじゃないですか、それも生きているからこその楽しみですから。自分の規範(教育された日本人の美意識や家族からの言葉)が邪魔するでしょう。しかし、自分の人生、運命の支配者は自分です。全ては「生きていて」の話なのです。失敗したらやり直す。悪いと思えば、ごめんと言う。自分の中心に正直に生きる。
 こうして早速人生の主導権を自分へ戻すことが重要だと思うのです。(現実逃避の場合は、あの世でも逃げたい出来事に追われ続ける(現実逃避)と言いますから・・)
 私の経験では、本当に死を受容された人の言葉は「生きたい」です。生きる事の素晴らしさを実感されたからでしょう。たとえがんであっても、目が見える、耳が聞こえる、手が動く、話しができる、痛みすら感じられる・・など、生きている事の不思議を実感すると、人はもっと生きたいと願う様です。それを思い出させてくれたがんすら感謝されます。
 一方、「死にたい」(死への期待)と言う人は、本当は「生きたいのに」その関係性や全てが思い通りにならず、こんなに辛いなら「死んだ方がまし」と言う意味なのです。
ですから、私は「死にたい」と言われたときには「生きたい(・・・・)のに、上手く行かないから死にたい(・・・・)」つまり、「生きたい」のだと翻訳します。

 さて如何でしょうか?
 「がんが自然に治る生き方」とは、ステージ4ですら生還できるほどの強力なメッセージ(生き方)です。しかし、それを裏返せば「がんが自然にできる(・・・)生き方」でもあり、裏返しの生き方も強力ながん発生の力を秘めている事を知るべきです。
 
 もう一度その「がんが自然にできる(・・・)生き方」をおさらいしましょう。
  1) 決定的に間違った食事を摂り続けている・・だから、抜本的に食事を見直す
  2) サプリや不足した栄養素がある・・・だからハーブとサプリの力を借りる
  3) 選択は「思考」に従っている・・・だから「直観」に従う
  4) 治療法は医師が決める・・・だから、治療法は自分で決める
  5) 感情を抑圧しすぎている・・・だから、感情を解き放つ
  6) 前向きには生きられない・・・だから、より前向きに生きる
  7) 周囲に迷惑を掛けたくない・・・だから、周囲の人の支えを受け入れる
  8) 目先(生活)に翻弄されている・・だから、自分の魂と深くつながる
  9) 死ねば楽になると思っている・・だから、「どうしても生きたい理由」を持つ


 今がんと闘病中の全ての人に再度、上記の検証をしてください。心配いりません。この生き方で1000人以上のステージ4、手遅れ、余命宣告の患者さんが生還しているのです。諦めてはいけません。



 事例紹介⇒リボーン洞戸へ 

 実際先日(4月中旬)に肺がん末期、全身骨転移、余命6ヶ月の診断をうけた、私の親戚のAさんが76歳で亡くなられました。ただ、この告知を受けたのが20年前の56歳の時なのです。この間、がんは全身転移のまま消えませんでした。しかし、歩くことも食べる事も出来ました。この間、奥様とも海外旅行を3回行かれています。しかしとうとうMOF(多臓器不全;最終的な病状。その後まもなく亡くなる目安)になれられました。しかし、死なない。MOFと言われ6年が経ちました。
 主治医は言いました。「学会で発表しました」と。
 余命6ヶ月など信じない事です。いや正確には「気にしない」事です。必要な時間は絶対与えられます。その時間が20年間。がんと共に生きたという事です。
 自然治癒力は大自然が治す力とも読めます。まさに洞戸は最適地である事を証明してくれたと思っています。
 
 だから、私はここ私の生地である洞戸にがんの言い分を聴いて、生き方のリボーンをサポートできるようにと施設を造りました。
 それが、リボーン洞戸です。がん予防滞在型リトリートです。
 必ずしも、ここにこればリボーン出来るかは分かりませんが(あなた自身の問題なので)、何らかのリボーンのヒントは得られるものと期待しています。
 どうぞ、がんに関心ある方、がんの体験者、現在がんと共に暮らしている人でリボーンされたい方おいで下さいね!
 (担当医師から3日くらいのステイが許可されており、身の回りの事は自分でできる事が条件です)

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 リボーン洞戸:岐阜県関市洞戸939番地
  ℡:0581-58-2311 携帯 ; 070-2213-6515(担当。鈴木、小林、平井)
  送迎サービス;JR岐阜駅より(要予約)